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スレート瓦は宮城で一番使われている屋根材
宮城県の戸建住宅で最も多く使われている屋根材のスレート瓦。軽量で施工性がよくほかの屋根材と比較すると安価でコストを抑えられるため建築屋さんからは大人気です。
表面は塗装を施す事で防水加工されています。ざっくり言うとセメントの板なので、表面の塗装が無ければ、スーッと雨水を吸い込みます。水を吸い込んだスレート瓦は氷点下になる冬の時期、吸い込んだ水分が凍結、融解を繰り返しやがて劣化します。劣化すると破損や割れが発生して最悪の場合雨漏りを誘発します。
↑築17年のスレート瓦
10年目がポイント
そうなる前に塗装のメンテナンスをする必要があります。屋根メーカーが推奨している塗装のタイミングは高耐久塗装されているスレートを除いては、１０年目です。
このタイミングが実はとても重要で、本格的な劣化が始まる前の良い状態で塗装しないと屋根としての機能をしっかりと発揮出来なくなります。劣化が進むと最悪の場合、塗装が出来なくなる事もあります。
↑築17年目のスレート瓦。塗装ができないほど劣化
10年目のスレート瓦の状態はどんな感じかと言うと、「まだ塗らなくても大丈夫じゃない？」と思う見た目の状態です。
もし気になる場合は、早めに専門家に確認してもらう事をお勧めします。
